与信管理とは

与信管理とは

調査報告書の簡単な見方

調査レポートは、取引先を客観的に判断するのに適した資料で、与信管理に使うツールとしては最もポピュラーなもののひとつと言ってよいでしょう。 ここでは調査レポートから簡単に企業を知るためのポイントをご紹介します。

評点以上のことを効率よく知るためのポイント

【評点】

まず、調査レポートで最初に確認したいのは、その会社の評点です。 おおむねどの調査会社のレポートも100点を満点として評点をつけています。弊社のレポートを例に取りますと、「経営者信用」「財務構成」「採算性」といった10の項目に対し、各10点ずつを与えて100点満点としています。各項目の基準点を6点として、そこから増減させて採点します。 この「基準点」という考え方はトーショー独自の打ち出し方ではありますが、どの信用調査会社のレポートでも各項目の5?6割の得点を基準点として考えていることは共通しているようです。 したがって、各信用調査会社とも「可も無く不可も無い」項目であれば基準点をつけることになります。そうしますと、自然多くの企業の評点は50点前後に集中することになるのです。 60点以上なら取引先として問題の少ない会社、40点以下ならかなり注意を要する先として考えることができるでしょう。

50点前後の評点の企業では、特に項目ごとの評点に注目したいところです。合計点だけを見ると、ありがちなスコアだけにどうしてもぼんやりとした印象になりやすいものです。しかし、基準未満のスコアをつけられた項目を見れば、その会社の懸念事項を知ることができます。合計点がどうあれ、たった一項目の懸念事項が命取りになることもあるため、その項目に関する詳細は何よりもよく確認することが大切です。

どんな企業もどこかにウィークポイントを抱えているものですが、どの項目も基準点未満がなく、逆に基準点以上ばかりであれば、かなり優良な企業と考えてよいでしょう。

【所見】

所見はレポートを書いた調査員の主観が最も表れやすい項目ですが、理想的な所見欄は評点の理由付けがポイントを絞って明確に書かれています。大まかには、以下の四点が評点を決定する重要なポイントとなります。

  • 大まかな企業規模の紹介
    企業規模は調査レポートの評点を決定する上ではかなり大きなウエイトを占める要素です。企業規模が大きければそれだけで評点はかなり高くなり、逆に手堅い経営内容であっても、零細企業であれば評点は厳しくなります。企業規模の中でも一番重要な要素は年商、ついで業界地位、業歴といった要素が重要です。ただし、大企業が必ずしも良い企業とは限らないと言うことも念頭におくべきでしょう。
  • 売上高と利益
    現在の売上高と利益の推移をみてみましょう。直近数年の業績から近い将来の業績についてみてみることが大切です。
  • 資金繰り
    いくら黒字を出しても、資金が続かなければ会社は倒産してしまいます。回収・支払状況や銀行からの借入状況を踏まえた資金繰りは業績と同様に重要なポイントです。
  • 基準点を下回る理由
    評点を構成する各項目で基準点を下回るスコアをつけられた場合、その項目はその企業のウィークポイントであるといえます。基準点未満の点数がつけられている場合、おおむね所見ではそのことに触れています。

【所見を裏付ける論証】

十数枚にわたる調査レポートの中で、おおむね最初の数ページに書かれている評点と所見以外の部分はほぼ、「どうしてそう判断したか」という所見を裏付ける論証に費やされていると言っても過言ではありません。したがって、特に閲覧するべきページは評点と所見から見えるその会社のウィークポイント、ストロングポイントを示す根拠の部分です。このように、信用調査レポートにも特に注視するべき部分がありますので、上手に利用してよりよい与信管理につなげてください。

まとめ:調査報告書を効率よく知るための4ポイント

企業信用調査レポートでは、まず「評点」の配点の内訳に注目。「所見」で長所・短所をつかみ、その他のページで長所・短所について詳しく書かれたページを重視しましょう。

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